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電話をする女性

新人薬剤師に多い悩みとは?

新人さんの悩み

就職してから5月くらいになると、社会人1年生の中でも、「転職したい」とか「やめたい」なんていう人が出てきます。
いわゆる五月病と呼ばれる状態だと思いますが、就職して初めて社会の中で働き、学生時代のアルバイトとは全く違う責任を持った毎日に疲れてしまったり、人間関係がうまくいかないなどの悩みを抱える人は多いです。
まず、自分だけが悩んでいるんでいるのではない、ということを理解しましょう。

薬剤師として社会に出て、社会人としておぼえなくてはいけないことも多く、また薬剤師の業務は調剤など、人の健康を守るものとなりますし、医療関係の仕事となるので、緊張感も必要ですし、集中力も必須です。
時に先輩から怒られたり、患者さんからクレームをもらったり……ということもあり、次第に疲労してきます。
薬剤師は精神的にかなり疲労する職業なので、この先やっていけるのかな?と思う方が多いというのも納得です。

薬剤師、皆さんの悩みはなんだろう

薬剤師として働く方々に、それぞれの悩みを聞いてみると、人間関係、給与、休日など様々な意見があります。
その中でも人間関係は精神的に非常に辛い状態になる事も多く、悩みは深刻です。

人間関係は新人だけが悩むことではなく、時にベテランの方も悩みを持っているので、人との付き合いが上手くいかないということは誰にでもある事です。
ただ、新人の時は、指導してくれる薬剤師さんの注意、指導を「叱られた」「怒られた」と受け取ってしまい、ストレスを感じてうまくいかなくなるということもあるようです。
勿論、本当に嫌味を言ってくる嫌な人もいますが、通常、新人に対しての指導で、いい方や言葉の使い方がちょっと強めだったというだけで怒ってもいないし、叱ってもいないということが多いのです。

この先、頑張って先輩の指導に耳を傾けて時間がたっていけば、自然と技術も知識も向上していきます。
すると、弾だと注意されることも少なくなっていくので、仕事しやすくなっていくでしょう。

思い描いていた仕事と違うというギャップ

薬剤師として患者さんの健康相談にのったり、お薬の説明を行ったり、スキルをあげて五日、在宅利用の医療チームの中に入れたらいいなと意欲一杯に就職したのに、そのドラッグストアでは調剤も、在宅医療も行っていない、まったく思っていた仕事と違い、これじゃスーパーの店員さんみたい……と悩む方もいます。
この場合、その先を見据えて転職した方がいい場合もありますが、スーパーの店員さんと同じような仕事でも、その仕事を全うにできているでしょうか。
全くできていない状態で、思っていたのとは違うと考えるのではなく、その仕事をしっかりできるようになりましょう。
今目の前にある仕事がまともにできない人が、転職してもきっと文句を言うばかりでいいことはありません。

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