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  3. 薬剤師の就職先は?
プレゼンを行う女性

薬剤師の就職先は?

大きく三つに分けることができる

薬剤師は国家資格保持者です。
一生薬剤師としての仕事ができますし、その資格を活かして、様々な雇用を探すことができます。
最近は地域医療との連携など、薬剤師としての新しい分野の仕事も出てきて、介護、福祉などの業務でも、薬剤師は活躍しています。

三つの薬剤師の就職先、一つは病院、調剤薬局のように、医師の処方によって患者さんにお薬を調剤する仕事があります。
病院に勤務する場合、医療機関に常駐し外来の患者さんや入院患者さんに向けて、お薬を調剤します。
調剤薬局では病院で患者さんがもらってきた処方箋に基づき、お薬を調剤し、患者さんにお薬の飲み方などを詳しく説明し渡します。
最近はお薬手帳を作り、患者さんの飲んでいるお薬について、手帳で一元化し管理するということが行われていますので、患者さんはお薬に対する知識をもてるようになるし、薬剤師は、どのようなお薬を飲んできたのか把握できるようになっています。

ドラッグストアで働くという選択

ドラッグストアにも調剤部があり、医師がよこした処方箋を持っていけば、ドラッグストアの調剤部で調剤してくれます。
調剤薬局とは違い、ほかのお買い物などもできるので、患者さんにとっては非常に便利です。

こうしたドラッグストアは全国的に非常に多くなっていて、薬剤師の需要も高くなっています。
調剤部門がないドラッグストアでも、一般用日薬品の販売を行っていますので、そのお薬を利用する際の注意点などをお客様に伝える、また第二類医薬品や第三類医薬品のほか、第一類医薬品、つまり薬剤師以外販売できないお薬に関する説明などを行います。
薬剤師がいないドラッグストアの場合、第一類医薬品の販売ができないということになるので、薬剤師の需要が高くなっているのです。

製薬会社で活躍する

薬剤師は大学で薬学についてしっかりと6年間、知識をつけてきます。
社会に出てすぐにその知識を役立てる事ができるのが、調剤薬局やドラッグストアとなりますが、より深く薬剤のことを理解し、日々、研究、勉強しながら新しいお薬を作るという製薬会社で働くこともできますし、お薬の研究を行っている大学の研究室などで活躍することもできます。

新薬の開発に関わるということは責任が重い業務となりますが、薬品に対する深い知識を得ることができるということと、新たな発見などがあれば、年収にも直結します。
海外の製薬会社でグローバルに活躍される薬剤師も多くなっていますので、こうした研究、新薬開発などに携わる職業に就く、ということも薬剤師として高い目標になるでしょう。
このほか、医薬情報担当者、通称MRとして働くというか薬剤師も多く、医療分野で幅広い活躍を見せています。

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